シックハウス症候群

シックハウスにおける塗料とその対策

住宅を建てるときに使用する塗料の中で、ごく一般的に使われている化学物質としては、トルエンとキシレン、ベンゼンが上げられます。どの薬品に関しても、塗料の溶剤として使用さる揮発性溶剤です。こうした塗料などを使用しないためにどのようなものを使用したらいいか悩みますよね。現在では、天然植物油や天然はちみつワックス顔料などといった、有害物質ではないものを主成分とした塗料があります。こうした、化学物質ではなく自然素材の塗料があるということを知り、それに関する情報を的確に判断して使用しましょう。

塗料の選び方

家を建てるときに自然素材にこだわって木材などにこだわって建てたとしても、最後の塗装で溶剤系の塗料を使われては、今までの苦労が台無しです。溶剤系には化学物質が多量に含まれていますので、家を建てるときのチェックとして塗料についても必要となります。

ポイント1

塗料の選び方としては第一に、化学物質が使用されていないことが望ましくなります。そのため、自然素材をベースにしている塗料を使うことになると思います。自然素材の塗料は塗装後でも下地である木材が呼吸することができます。そのほかにも化学物質特有のにおいもなく、塗装後には自然な香りがひろがり心地いい空間に仕上がります。

ポイント2

次に自然素材だからといって安全とは限りません。自然素材を使うときの注意点としてアレルギーの問題があります。たとえば、自然素材である漆などのアレルギーを持っている場合には漆を使うことはできないということです。そのため自然素材を使うときにもその成分をチェックしてアレルギー反応が起こらないことを確認してから使用しましょう。

化学物質を使用した塗料の対策

仕方なく化学物質を含んだ塗料を使ってしまったときの対策についてですが、方法としてはやはり室内の空気中の化学物質の除去をするしかありません。そこで、塗料などに含まれる化学物質の軽減の方法として上げられるベークアウトというものについて紹介していきます。

ベークアウト

ベークアウトと聞いてもあまり聞きなれない用語だと思います。このベークアウトというのは暖房などで室内の温度を上げ、有害な化学物質などをどんどん気化させていき、それを強制的に換気することにより室内の化学物質の汚染濃度を下げていく方法です。この方法は新築物件に入居時や、リフォームなどをしたときに行うととても効果的に作用します。室内を長時間高温にたもち換気するといったサイクルを繰り返していくことでVOC(揮発性有機化合物)を抑制させます。シックハウスが心配という方には簡単に実践可能な方法の一つとして上げられます。しかし、温度管理などは慎重に行わなければなりません。なぜなら、あまり高温になりすぎると建具や家具などがそってしまったり、塗装なども傷んでしまうからです。なので、簡単に実践はできるのですが慎重さが重要となります。

具体的なベークアウトの方法

ベークアウトにはその方法が確立されていないので注意点とその方法を紹介します。

  • ・電気ストーブを使用し温度は上げすぎない。
  • ・温度が均一になるように扇風機などで循環させる。
  • ・加湿器を使用する。
  • ・1日半日以上のサイクルで一定日数を繰り返す。

以上の点に注意しながら行ってください。

ベークアウト中には、室内の空気の中は気化した化学物質で充満しているので入室の際には気をつけましょう。また、ベークアウト後の換気についても部屋の空気の入れ替えに時間をかけてよく換気をして、室内の温度についてもよく冷却してから入室しましょう。温度の高い状態では化学物質が気化しやすいということをお忘れなく。

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